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今、知りたいランジェリー80
Ⅴ 今さら聞けないランジェリー
Ⅳ 最新ランジェリーSNSからの続き……(全6回の4/6回目)毎日身につけているのに、意外と知らないことも多いランジェリーの世界。この章では、ブラジャーとランジェリーの二つにフォーカスし、言葉の違いや役割、構造、そして文化的な背景までをやさしく整理します。知っているようで曖昧だった疑問を解きほぐしながら、自分に合う選び方や楽しみ方のヒントを見つける「今さら聞けない」基礎ガイドです。
目次 -Contents
ランジェリーは、体を支えるためだけの下着ではありません。素材やデザイン、着るシーンによって気分や所作まで変わるもの。まずは“知ること”から、自分との距離を少し近づけてみませんか。
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ランジェリー売り場で商品を選ぶ来店客たち。機能性だけでなく、デザインや気分に合わせて選ぶ楽しさもランジェリーの魅力のひとつだ。 ランジェリーと下着の違い
“呼び方”に宿るニュアンスの差57「下着」と「ランジェリー」は同じものを指しているようで、その意味合いには微妙な違いがある。下着が機能や役割を示す言葉であるのに対し、ランジェリーはそこに美しさや感覚、選ぶ楽しさといった要素が加わった表現だ。 どちらが正しいというわけではなく、どの視点で捉えるかの違い。呼び方ひとつで、同じ一枚の見え方が変わる。そのニュアンスの差を知ることで、ランジェリーはより立体的に感じられるようになる。
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レースのボディスーツをデニムと合わせたスタイリング。ランジェリーを隠すのではなく、ファッションとして楽しむ“見せるランジェリー”の広がりを象徴している。 ランジェリーファッションって本当に流行ってるの?
“見せる前提”という価値観の広がり58海外ではランジェリーをあえて見せる前提で、コーディネートに取り入れるスタイルが定着しつつある。シアー素材やボディスーツ、レースインナーを主役に据える着こなしは、もはや特別なものではなく、日常のスタイルとして自然に浸透している。 一方、日本ではいまだに“隠すもの”“特別なもの”という意識が残るものの、キャミソールやレースインナーを取り入れるスタイルは確実に広がっている。流行しているかどうかを問う段階から、「どう着るか」「どう楽しむか」へ。いまはその転換点にある。
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ストッキングを固定するための実用品として誕生したガーターベルト。近年はランジェリーの魅力を引き立てるファッションアイテムとしても注目されている。 ガーターベルトってどんな時に使うの?
“特別なもの”だけじゃない使い方59ガーターベルトは、ストッキングを留めるためのアイテムで、もともとは実用的な目的で使われてきました。現在でも、下腹部の締め付けが気になる方にとっては、ストッキングの固定方法として日常的に取り入れられています。 一方で、特別な日のランジェリーというイメージも強く、近年ではファッションとして取り入れるスタイルも増えています。愛用者も多く、使い方次第でぐっと身近な存在になるアイテムです。
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ガーターベルトとショーツの着用順に絶対的な正解はない。本来の役割や使いやすさを理解することで、自分に合った楽しみ方が見えてくる。 ガーターベルトって、ショーツが先?ガーターが先?
“正解”よりも機能から考える着用順60迷いがちな着用順だが、一般的にはガーターベルトを先に着け、ストッキングを留め、その上からショーツを履くスタイルが基本とされる。日常動作の際にガーターを外さずに済むため、機能面で合理的な順番だ。 ガーターベルトは装飾ではなく、本来はストッキングを支えるための実用品。この着方はヨーロッパを中心に広く定着している。ただし撮影やスタイリングの文脈では、あえて順序を変えることもある。重要なのは“正しさ”ではなく、そのシーンに合った快適さと見え方のバランスだ。
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身体のラインを強調するためではなく、軽やかな空気感を楽しむためのベビードール。快適さと美しさを両立するランジェリーのひとつだ。 ベビードールってなに?どんな時に着るもの?
“雰囲気をまとう”ためのランジェリー61ベビードールは、就寝時の快適さを前提に設計されたランジェリー。締め付けを抑え、呼吸や寝返りを妨げないよう、ウエストやヒップラインに余裕を持たせた構造が特徴だ。その名称は映画『ベビードール』の影響で広まり、セクシーなイメージが先行することも多いが、本来は身体を整えるためのものではない。シルエットを強調するのではなく、軽やかな空気感をまとうための存在。日常の夜に、さりげなくムードを添える一枚として位置づけられている。
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下着としてだけでなく、ナイトウェアやスリップドレスとしても親しまれるスリップ。実用性と美しさを兼ね備えた存在として再評価されている。 スリップって何のために着るの?
“昭和の下着”では終わらない理由62スリップ(シミーズ)はワンピースの下に着る下着というイメージが強いが、本来は服と肌の間を整えるためのアイテム。透け防止だけでなく、汗や静電気を抑えたり、服の滑りを良くしたりと実用的な役割を持っている。一方でヨーロッパでは、シルクやレースを使ったスリップをナイトウェアやラウンジウェアとして楽しむ文化も根強い。近年はスリップドレスとしてアウター化する流れもあり、一枚のアイテムが下着・部屋着・ファッションを横断する存在として再評価されている。
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繊細なレースや刺繍の美しさを引き立てる一枚レースブラ。補整だけではない、“感じるためのランジェリー”という価値観を象徴している。 1枚レースブラはいつ着るの?
“隠す”ではなく、“感じる”という楽しみ方63透け感のある一枚レースブラ(ソフトブラ)は、レースそのものの美しさを楽しむためのアイテム。繊細な刺繍や柄がそのまま肌に重なることで、装飾の魅力をダイレクトに感じることができます。ヨーロッパで一般的な1枚レースのブラは刺繍本来の美しさを肌で感じ肌に透かした美しさを楽しむ感覚に近いものです。軽やかな着け心地と視覚的な美しさが共存するこのスタイルは、ランジェリーの新しい楽しみ方のひとつとして広がりつつあります。
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ブラジャーのサイズは共通でも、カップの深さやワイヤーの形状はブランドによってさまざま。試着が大切とされる理由のひとつだ。 同じサイズなのにブランドで着け心地が違う理由
サイズ表記は“共通言語”ではない64同じC70でもブランドによって着け心地が異なるのは、カップの深さやワイヤーの形状、土台の設計がそれぞれ異なるため。サイズ表記は共通でも、想定しているボディバランスや理想のシルエットには違いがある。同じメーカーでさえ素材の違いで着け心地が異なる。つまり、数字はあくまで目安にすぎないということ。その前提に立つと、試着する意味がより明確になる。自分の身体に合うかどうかは、実際に身につけてこそ判断できる。
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ノンワイヤーブラは締め付けを抑えながらも、素材や設計の工夫によって安定感を実現。快適さとサポート力を両立した選択肢として支持を集めている。 ノンワイヤーでもホールドできるって本当?
“ラク=支えられない”は思い込み?65ノンワイヤーというと「締め付けが少ない代わりに支えられない」というイメージを持つ人も多い。しかし最近は、素材や設計の工夫によって、快適さと安定感を両立したアイテムが増えている。ただし、ホールド感やシルエットの出方はブラによってさまざま。大切なのはワイヤーの有無ではなく、自分の体や目的に合っているかどうかだ。仕事の日、リラックスしたい日、長時間外出する日。シーンによって選び分けることで、ブラ選びはもっと快適になる。
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昼は立つ・歩く動きを、夜は眠る姿勢を想定してつくられるブラ。それぞれの役割を知ることが快適なランジェリー選びにつながる。 昼用ブラとナイトブラ、何がどう違うの?
重力と姿勢で変わる役割66昼用ブラはバストの位置やシルエットを整えるためのもの。一方、ナイトブラは寝ている間の身体の動きに合わせて、やさしくフィットするようにつくられている。そのため、それぞれ得意なシーンは異なる。ただし、睡眠中は身体をしっかり休ませることも大切。サポート力だけでなく、締め付けを感じず心地よく眠れるかどうかも重要なポイントになる。大切なのは「着けるべきか」ではなく、「自分が気持ちよく眠れるか」。その視点で選ぶことが、自分に合ったランジェリーとの付き合い方につながる。
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ブラトップが直接バストを下垂させるわけではない。大切なのは快適さとサポート力の違いを知り、目的に応じて使い分けることだ。 ブラトップで胸が垂れるって本当?
快適さとサポート力、その違いを知る67「ブラトップばかり着ていると胸が垂れる」と聞いたことがある人も多いはず。ただし、ブラトップそのものが直接バストを下垂させるという明確な根拠はない。一方で、ブラトップは快適さを重視した設計が多く、一般的なブラジャーに比べるとホールド力や補整力は控えめな傾向があるため、長期間にわたり十分なサポートが得られない状態が続けば、下垂の一因になる可能性もある。大切なのは「ブラトップかブラジャーか」という二択ではなく、その日の服装や過ごし方に合わせて選ぶこと。目的に応じた使い分けが、自分に合った選択につながる。
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日本で発展した“盛る”ブラは、理想のバストラインをつくるための工夫が特徴。一方で海外では、自然なシルエットや快適性を重視する傾向も見られる。 「盛れるブラ」って日本だけ?
美意識が生む設計の違い68“盛る”という発想は、日本の下着文化を象徴する考え方のひとつ。理想のバストラインを明確に形づくるための設計が発達してきた背景がある。一方で欧米では、ナチュラルなシルエットや快適性を重視する傾向も強い。どちらが優れているかではなく、美意識の違いがそのまま設計に表れている。ブラジャーは、その国の価値観を映し出す存在でもある。
ブラジャーは毎日つけているのに、「これで合ってる?」と感じたことはありませんか。サイズの違いや着け心地、見え方の変化など、なんとなく選んでいることも意外と多いものです。同じサイズでもブランドによってフィット感が違ったり、ワイヤーの有無で印象が変わったりと、実は気になるポイントはたくさんあります。ここでは、知っているようで意外と知らないブラジャーの疑問を、ひとつずつわかりやすく解決していきます。
今さら聞けないランジェリー・まとめ
ランジェリーやブラジャーを見ていくと、その違いはデザインや機能だけではないことに気づかされる。ガーターベルトやベビードールに込められた役割、ブラジャーごとに異なるフィット感、国や文化による美意識の違い。それぞれを知ることで、普段何気なく選んでいた一枚にも新しい意味が見えてくる。ランジェリーは、時代や文化、そして女性たちの価値観とともに変化し続けてきた存在でもある。その背景には、デザイナーやモデル、クリエイターたちが語ってきた数々の言葉がある。次は、ランジェリーの本質を映し出す印象的な名言に耳を傾けてみよう。
Ⅵ ランジェリー名言 10
Ⅴ今さら聞けないランジェリーからの続き……(全6回の5/6回目)ランジェリーは、ただ身につけるものではなく、その人の美意識や価値観を映し出す存在でもある。デザイナーやモデル、女優たちは、その一枚に込められた意味を、それぞれの言葉で語ってきた。 ここに並ぶのは、ファッションやカルチャーの中で語られてきた印象的な言葉たち。美しさ、自由、自己表現——その背景にある考え方に触れることで、ランジェリーの見え方は少し変わってくるはずだ。
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© PA Images / Alamy Stock Photo 2009年11月、ロンドンで開催された書籍サイン会に登場したディタ・フォン・ティース。クラシックなグラマーとランジェリーの美学を現代に蘇らせたアイコンとして知られる。Dita Von Teese。 Dita Von Teese
ディタ・フォン・ティース69「ランジェリーは男性を誘惑するためではなく、女性であることを受け入れるためのもの。」
アメリカのバーレスクダンサー、モデル、ランジェリーデザイナー。ヴィンテージランジェリー文化を現代に広めた象徴的存在。彼女は長年にわたり、ランジェリーを「誰かに見せるため」ではなく、「自分自身の気持ちを高めるため」のものだと発信してきた。この言葉は、現代のセルフラブや自己肯定感を象徴する名言として知られている。
出典:Your Beauty Mark: The Ultimate Guide to Eccentric Glamour(2015) -
© dpa picture alliance / Alamy Stock Photo 2010年秋冬オートクチュールコレクションのフィナーレに登場したジャン=ポール・ゴルチエとディタ・フォン・ティース。ランジェリーとクチュールの境界を越えた美学を体現した。Jean Paul Gaultier。 Jean Paul Gaultier
ジャン=ポール・ゴルチエ70「下着こそファッションの基礎である。」
フランスのファッションデザイナー。コルセットやブラジャーをアウターとして取り入れ、下着とファッションの関係を更新した人物。1990年にマドンナのコーンブラを手掛けたことでも有名で、下着を隠すものから見せるものへと変えた。その思想は現在のランジェリーファッションにも大きな影響を与えている。
出典:The Fashion World of Jean Paul Gaultier 展覧会資料・インタビュー -
© Java/ABACA / Alamy Stock Photo|シャンタル・トーマスが2004年春夏ランジェリーコレクション発表会のランウェイにモデルたちと登場している様子 Chantal Thomass
制作の裏側に触れる、デザインの視点71 「ランジェリーはファッションの中で最も親密な存在である。」
フランスのランジェリーデザイナー。1970年代からパリのランジェリー文化を牽引してきた第一人者。レースやリボンを用いた官能的なデザインで知られ、ランジェリーを単なる実用品ではなく感性を表現するアイテムとして発展させた。この言葉には、肌に最も近い服だからこその特別な意味が込められている。
出典:The Lingerie Book(Rizzoli)ほかインタビュー -
© WENN Rights Ltd / Alamy Stock Photo 2016年6月、ニューヨークで行われた自身のランジェリーイベントに登場したハイディ・クルム。トップモデルとしての存在感とブランドプロデューサーとしての才能を示した。Heidi Klum。 -
Photo:Ashley Graham Instagram ブラックレースのボディスーツを洗練されたムードで着こなすアシュリー・グラハム。ランジェリーを自己表現の一部として楽しむ現代女性像を体現した一枚だ。Ashley Graham。 Ashley Graham
アシュリー・グラハム73 「ランジェリーは誰かのためではなく、自分のために身につけるもの。」
アメリカのトップモデル。ボディポジティブの象徴として、ランジェリーの価値観を広げてきた存在。従来のモデル体型だけではない多様な美しさを発信し続け、多くの女性に勇気を与えている。この言葉は、自分らしい身体を肯定する現代的なランジェリー観を象徴している。
出典:Vogue / ELLE インタビュー -
Photo:Nicole Richie Instagram ランジェリーを思わせるレース使いのドレスに、ボリューム感のあるファージャケットを合わせたニコール・リッチー。センシュアルさとモード感の絶妙なバランスが光る。Nicole Richie。 Nicole Richie
ニコール・リッチー74 「ランジェリーは、その人の立ち居振る舞いに大きく影響すると思う。」
アメリカのファッションアイコン、デザイナー、女優。自身のブランドも展開し、ファッション業界で独自のスタイルを確立した。見えない部分に気を配ることで姿勢や気持ちまで変わるという考え方は、多くの女性が共感するランジェリーの魅力のひとつ。内面の自信と外見の美しさのつながりを表現した言葉である。
出典:Vogue / ELLE インタビュー -
Photo:Rihanna Instagram リアーナが手掛けるSavage X Fentyらしい大胆なピンクルック。ランジェリーを自己表現の一部として楽しむ彼女のメッセージが感じられる一枚だ。Rihanna。 Rihanna
リアーナ75「ランジェリーは、好きなように、好きな場所で着ればいい。」
歌手・実業家。ブランド「Savage X Fenty」を通じ、多様性を肯定する新しいランジェリー像を提示した。体型や年齢、人種に関係なく誰もが楽しめるランジェリーを提案し、業界に大きな変化をもたらした人物。この言葉には、自由な自己表現を応援する彼女の哲学が込められている。
出典:People Magazine インタビュー(Savage X Fenty) -
© Panther Media Global / Alamy Stock Photo 2022年6月、ハンブルクで開催されたファッションショーに登場したポーリナ・ポリツコワ。80〜90年代を代表するスーパーモデルとして今なお輝きを放つ。Paulina Porizkova。 Paulina Porizkova
ポーリナ・ポリスコヴァ76 「不完全さこそが私たちを美しくする。」
1980年代を代表するスーパーモデル。近年は年齢と美しさをテーマに発信を続けている。SNSでは加齢による身体の変化を隠さず公開し、多くの支持を集めた。若さだけが美しさではないというメッセージは、大人の女性がランジェリーを楽しむ意味を改めて考えさせてくれる。
出典:Instagram投稿・インタビュー -
Photo:Sarah Shahi Instagram 透け感のあるホワイトルックを軽やかに着こなすサラ・シャヒ。ランジェリーとアウターを融合させた現代的なレイヤードスタイルが印象的な一枚。Sarah Shahi。 Sarah Shahi
サラ・シャヒ77 「欲望は恥ずかしいものではない。」
アメリカの女優。『Sex/Life』で女性の欲望と自己表現を描き、大きな話題となった。これまで語られることの少なかった女性の本音や感情をオープンに表現し、多くの共感を集めた人物。この言葉は、ランジェリーが持つ自信や自己表現の側面とも深く結びついている。
出典:Glamour Magazine エッセイ -
© Pictorial Press Ltd / Alamy Stock Photo 1937年のココ・シャネル。コルセット中心だった時代に軽やかな着心地を提案し、現代ランジェリーにも通じる価値観を示した。Coco Chanel。 Coco Chanel
ココ・シャネル78 「エレガンスにとって最も大切なのは快適さである。」
フランスのデザイナー。コルセット中心だった時代に、自由な着心地を提案し価値観を変えた人物。女性の身体を締め付けるのではなく、美しさと快適さを両立させるという考え方は、その後のブラジャーやランジェリーの発展にも大きな影響を与えた。現代のランジェリー選びにも通じる普遍的な言葉である。
出典:The Allure of Chanel ほかシャネル関連書籍 -
© UPI / Ezio Petersen / Alamy Stock Photo 2007年春コレクション発表後、ランウェイに登場したオスカー・デ・ラ・レンタ。洗練されたエレガンスでアメリカンラグジュアリーを象徴したデザイナー。Oscar de la Renta。 Oscar de la Renta
オスカー・デ・ラ・レンタ79 「流行の服を着るのがファッション。自分らしくあることがスタイル。」
ドミニカ出身のデザイナー。イブニングウェアにランジェリーの要素を取り入れたスタイルで知られる。流行を追うだけではなく、自分自身の個性を大切にすることの重要性を説いた人物。この言葉は、ランジェリー選びにおいても「自分らしさ」を基準にすることの大切さを教えてくれる。
出典:Oscar de la Renta インタビュー
80の視点から見えてきたランジェリーの未来
80「今、知りたいランジェリー80」を通して見えてきた2026年のランジェリーは、単なる流行や装飾品ではなく、自分らしさを表現するためのパーソナルな存在へと進化していることだった。 歴史や文化、世界のブランドやデザイナーの思想、SNSから生まれる新たな価値観までをたどると、共通しているのは「心地よさ」と「自己表現」の両立である。機能性や美しさだけでなく、日々を前向きに過ごすための選択肢としてランジェリーが見直されている今、その一枚には着る人それぞれの物語が宿っている。知識を深めれば選ぶ楽しさはさらに広がり、視点を変えれば何気ない一枚も特別な存在になる。次にランジェリーを手に取るとき、その背景にある文化や想いにも少しだけ目を向けてみてほしい。きっとこれまでとは違う景色が見えてくるはずだ。
Ⅰランジェリーを知る旅|ニューヨーク・パリ・ポーランド
Ⅱランジェリーの今を知る|Jos Berryが語る2026ランジェリートレンド
Ⅲ知っておきたいランジェリーワード|言葉を知ることで、選び方が変わる
Ⅳ最新ランジェリーSNS|SNS “いま”起きているリアルな変化
Ⅴ今さら聞けないランジェリー|ランジェリーとブラジャー
Ⅵランジェリー名言 10|言葉で知る、ランジェリーの本質
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