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ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム

Lingerie Photo

彼女たちがカメラの前で「脱ぐ」理由

西川らむ

富豪マダムに学ぶ女の在り方〜後編〜 「可愛い」vs「セクシー」

富豪マダムに学ぶ女の在り方。後編の今回は「セクシー」と「ランジェリー」についてです。 日本では多くの女性にとって可愛いと言われることが褒め言葉でありますが、フィリピンではセクシーと言われることが何よりの褒め言葉。街ゆく女性たちを眺めて見ても、女であることを堂々と楽しんでいる人たちを多く見かけます。

女性たちは年齢や体型・どんな仕事に就いているか、独身かシングルマザーかなど表面的なことは関係なく、オンナを謳歌しているように感じます。特に、私がお会いしたマダムたちは皆さん自分の魅力を自覚して余すことなく表現していて、見とれてしまうほどです。その理由について、マダムはこう語りました。

「洗練は鍛錬。エレガンスは私の心の状態。」 「sexyは間違いなく態度(在り方)であり、人々がどう感じるかだけではなく、私たち自身が自分をどう感じるかということなのだ」

こんなに素敵な人でも、自分の魅力を日々高めることを怠らない。それは辛いしんどい努力ではなく、毎日の少しの変化や自分自身の成長を慈しみ、楽しみ、育てているからだ、ということを私は肌で感じました。特に以下の2つは、私がマダムから学んだ、皆さまにお伝えするべき大切なことです。

・sexyでいるには、sexyなこと(気分の良いこと)を考えること。 ・今の自分を受け入れ、メイク・考え方・振る舞い・食事・ファッションを活かし表現すること。

西川らむ 富豪マダムに学ぶ女の在り方〜後編〜 「可愛い」vs「セクシー」

さらに、ランジェリーについては直接肌に触れるものだからこそ、自分自身が着ていてリラックスできる自然なものを好んでいるようです。

「ランジェリーは毎日のエッセンス。ほとんどは友人からのプレゼント。」

そう言って見せてくれたランジェリーたちはシンプルでしっかりとした清楚なもの。撮影していていつも感じる事ですが、ランジェリーの好みは人それぞれ、その人の考え方や生き方にそのまま反映されます。それを意識するときは、毎回その人が歩いてきた道のりの小さなかけらを見せてもらったような気がして、妙にドキドキしてしまう瞬間です。

「ブラジジャーなしでも自然に見えるようなカーヴィーなガウンやドレスを着る時は ランジェリーだけではなくニップルタップも楽しむわ。」

そう言って、清楚なものだけでなくセクシーなものも見せてくれました。これぞ海外マダムならではのパーティでの嗜み方でしょうか!日本と海外での「セクシー」に対する受け取り方はまるで違うのですね。

楽しむこと、創造すること、セクシーでエレガンスな価値観を教えてくれたマダムのお話、いかがでしたでしょうか?皆さまの毎日に、ちょっとした刺激のエッセンスが届いていたら嬉しいです。

また次回のストーリーもお楽しみに!

各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。

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