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Smoke or Die? ホラー化するタバコパッケージ

ポーランドを含めEU諸国では喫煙率の高さが問題になっていて、かねてより禁煙を促す政府の働き掛けが多く見受けらます。先日もEUの政府機関がポーランドに対して健康に関する新しい注意喚起の画像を2016年からタバコのパッケージに掲載するように改めて呼びかけました。

具体的にどの画像をどこに配置するのかは2015年の年末までに決定される予定なのですが、その新しい注意喚起画像というのがどうやらかなり強烈なインパクトのものになりそうです。 たとえば、ボロボロになった口の中や血を吐いてむせる女性の様子、喫煙に由来する手術痕や切断された脚といった14種類の強烈な画像が候補に挙がっているようです。

これまでもEU加盟国のたばこパッケージには健康への注意喚起が掲載されてきたのですが、この度の勧告によって来年からはパッケージ全体の65%にもわたる範囲にそれらの強烈な画像と注意書きが添えられることになります。新しいパッケージを子供が見たら泣き出してしまいそうですね。 タバコのパッケージは国や銘柄によってさまざまな趣向が凝らされていて、言ってみればその一つ一つがコレクター心をくすぐる作品のような物でもあるので、国民の健康には代えがたいとは言ってもこういった形でデザイン性が損なわれていくのはなんだか寂しいものですね。

ちなみに、2016年以降はメントールを除くすべてのフレーバーたばこの販売も禁止になってしまうそうです。 この風潮が日本に輸入されてくる日もそう遠くはないかもしれません。こういった強制的な措置が必要になってしまはないように、吸う人も吸わない人も一人一人がきちんとした理解と意識を持ってたばこを楽しめると良いですね。

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