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Lingerie Bodymake

補正下着に頼らない育乳のすすめ

Lingerie Bodymake Adviser 佐藤 友紀

理想のバストを手に入れるために大切なこと

このコラムでは「補正下着に頼らない育乳」について、大阪の心斎橋でランジェリーボディメイクサロンを経営されている佐藤友紀さんに、インタビュー形式でお話を伺っていきます。

編集T: 佐藤さんは「ランジェリーボディメイクアドバイザー」として大阪でボディメイクサロンを経営されていますが、具体的にどんなことをされているのですか?

佐藤: 下着のアドバイスのほか、ボディメイクの施術やホームケアのアドバイスなどを行っています。また、運動や姿勢、食事のアドバイスなど、トータルでビューティーサポートを行っています。サロンをオープンした当初は、ランジェリースタイリストという肩書きでランジェリーとバストクリームの販売を行っていたのですが、本当に美しいバストを作るためにはランジェリーだけでは不十分だと思うようになり、ボディメイクの施術やホームケアのアドバイスなども行うことにしたんです。

編集T: 下着だけでは理想のバストは手に入らないということですね。

佐藤: そのとおりです。バストに張りがある20代の女性ならブラジャーだけで育乳もできるかもしれませんが、30代になるとブラジャーだけでは限界があります。バストケアをして肌や姿勢などボディ全体を整える必要があるのです。ボディメイクで張りのあるバストを維持しながら、ブラジャーで丸いお椀形のバストを作る。どちらも重要で、どちらか一方が欠けてはダメなんです。

編集T: ボディメイクとブラジャーはお互いに補い合っているんですね!

佐藤: 例えば、補正ビスチェを着けるときは、お腹やウエストなど体のいたるところからお肉を集めてきてカップに入れます。着用している状態では、すごく綺麗なボディラインになる。でも、ビスチェを脱いだとたん集めていたお肉がその反動で一気に下がってくるんです。

Lingerie Bodymake Adviser 佐藤 友紀・理想のバストを手に入れるために大切なこと

編集T: うわっ!想像しただけでゾッとします…。

佐藤: ブラジャーも同じです。分厚いパッドを入れている人の多くは「パッド抜いたときに胸が小さく見えるのが嫌だ」といわれます。でもそれは、パッドを入れすぎているのが原因なんです。パッドを入れることで不自然に持ち上げているだけなので、パッドを外せば重力で下に下がるのは当然です。しかも、パッドによりブラジャー本来の丸い形が崩れるので、丸いお椀形バストを形成できなくなるデメリットもあります。

編集T: ひえ~っ!そうなんですね!それは知りませんでした!

佐藤: 補正ビスチェやパッドが悪いというわけではありません。ただ、無理に補正下着で締め付けたりパッドで胸を盛り上げたりしなくても、「効果的なボディメイク」と「正しいブラジャーの着け方」ができてさえいれば、ボディラインは綺麗になるし美胸も手に入るんです。

編集T: 正しいブラジャーの着け方、知りたいです!ぜひ教えてください!

佐藤: 今まで多くのお客様に下着のアドバイスをしてきましたが、ブラジャーの着け方やサイズの選び方を間違っている人は本当に多いんです。正しいブラジャーの着け方については、話が長くなるのでまた次回以降にお話しますね。

編集T: はい!よろしくお願いします!次回は「補正下着ではないブラジャーで育乳する方法」についてお伺いします

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