ランジェリー＆セクシーライフ事情

セクシー下着は「パートナーを喜ばせるため」

ランジェリーは「自分がいつまでも魅力的であるための道具」であるだけでなく、ときには「自分以外の誰かを喜ばせるための道具」にもなります。恋に落ちるきっかけとなりやすい、外見と内面のギャップ。「外見が地味な女性が、意外とセンスのよいランジェリーを身につけ外からは見えないランジェリーは、そんなギャップを演出する最強のツールです。当店のアンケートでも、「外見が地味な女性が意外とセンスのよいランジェリーを身につけているとドキッとする」という意見は多く見られました。

人生経験が豊富な賢い大人の女性たちは、そんな男性の心理を十分に理解した上で、恋の駆け引きにランジェリーを上手く活用しています。「自分のテンションを上げるための下着」と「パートナーを喜ばせるためのランジェリー」をきちんと使い分けているのです。

女性がバレンタインに「不倫相手に贈りたいプレゼント」の第1位は「新しいセクシーな下着を身につけて喜ばせること」でした。さらに、男性が「不倫相手に望むプレゼント」の第1位は「セクシーな下着を着用してもらうこと」で、男女の意見が完全にマッチしていました。恋愛に限らず、意見のすれ違いが多い男女間において、これほどまでにお互いのニーズが一致するとは驚きです。

ちなみに、アシュレイ・マディソンバレンタインデーの前日の2月13日を「ミストレス・デー（不倫の日）」と名付けています。サイト創業者がこの日にレストランの予約が多く、不倫カップルの密会が集中しているという事実を発見したことから名づけられたそうです。

不倫をテーマにしたドラマ『昼顔』が大ヒット

人の道から外れた行為とされる「不倫」。ところが、ここ最近は不倫に対するポジティブな考え方も増えてきました。上戸彩と吉瀬美智子が主演のドラマ『昼顔』（フジテレビ系）が大ヒットしたことは、そんな考え方の変化を象徴しているとも言えます。不倫をメインテーマに据えて、罪悪感と抑えきれない恋心に揺れる女性の姿を巧みに描いたドラマ『昼顔』は、女性たちのハートをわしづかみにしました。2010年に放送された鈴木京香さん主演のドラマ『セカンドバージン』（NHK）も、不倫をテーマにしたドラマでありながら高視聴率を獲得し、後には映画化もされました。こうしたメディアの影響もあってか、遊びというイメージの強い「浮気」という言葉に対して、「不倫」という言葉には「人生の苦悩」といったイメージが強くあるため、人々の共感を得やすいのかもしれません。いずれにしても、浮気や不倫に対する考え方は、時代の変化とともにかなり多様化してきています。不倫に対する考え方の変化は日本に限った話ではなく、恋愛大国フランスでは、一度きりの人生を楽しむことは良いことだと不倫を肯定的にとらえる意見の方がが多数派になりつつあるとまで言われています。しかも、アリバイ作りを手助けする「アリバイお助けアプリ」など、不倫をサポートするようなサービスも続々と登場しているようです。日本で同様のサービスが普及する日も、そう遠くはないのかもしれません。

いつまでも夫婦円満であるためにランジェリーを嗜む大人たちもいれば、秘めたパートナーのためにランジェリーを嗜む大人たちもいる。正反対の方向を向いているようにみえますが、「ランジェリーは男女の人生にスパイスを加える存在である」ということは、どちらにも共通して言えることではないでしょうか。さらに、「ランジェリーを嗜む大人たちは、恋を楽しんでいる」とも言えるのではないかと思います。例えば、愛する妻に美しくいてもらうためにランジェリーを贈る夫と、夫に愛されるために美しいランジェリーを着ける妻は、いつまでも恋心を忘れない最高の夫婦だと思います。夫婦で恋愛を楽しむ人もいれば、秘めた恋愛を楽しむ人もいる。大人の恋の形はひとつではありません。人それぞれ、いろいろなスタイルの恋があります。それがどんな形であれ、恋をすることで男性として女性として魅力的でありつづけることは、とても素敵なことだと思います。恋もランジェリーも、年齢のルールはありません。ランジェリーを通じて、大人たちの恋がもっと楽しくなるりますように！

ランジェリーを嗜む大人たちは「恋を楽しんでいる」

たった一枚のランジェリーで、何気ない日常が「非日常」に変わる―。あなたはそんな体験をしたことがありますか？日常と非日常という秘めた恋にもよく似た、ランジェリーに潜む二面性。大人たちのセンシュアルな恋を盛り上げる、とっておきのランジェリーをご紹介します。