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ポーランドの食卓(お酒編)

前回はポーランドの料理についてお話をしましたので、今回はポーンランドのお酒についてご紹介します。

ポーランドのお酒を語る上で真っ先に名前が挙がるのは「ウォッカ」です。アルコール度数が40度以上もあるキツイお酒ですが、ポーランドにおけるウォッカは非常に重要な存在で、公式な晩餐会や結婚式などの祝福の席では欠かす事ができないものです。フランスにおけるワインと同じように、樽で長期間熟成させた重いものやフルーティーな香りの軽いものなど様々な種類があり、料理に合わせてウォッカの種類を変える場合も多いそうです。高級レストランなどでは、食前にウォッカのテイスティングをさせてくれる店もあり、その奥深さには驚かされます。

格調高いウォッカの楽しみ方がある一方で、とにかく飲んで飲みまくれ!という豪快な楽しみ方もあります。ポーランドでは「酒は強ければ強いほど良い」「大酒のみ=強い男」という伝統(?)があり、飲み会の席では目もくらむようなアルコール度数のウォッカが何本も飛び交います。女性の場合は、「ポーランド=ウォッカ=大酒飲み!」というレッテルを嫌う人も多く、ウォッカよりもビールやワインが好まれる傾向にあるようです。ビールについては、以前にもコラムで詳しく紹介しましたが、ポーランドはドイツと並ぶビール消費大国。ビールは各家庭の食卓には欠かせない存在となっています。

ウォッカやビールの他にも、豊富な種類が楽しめる果実酒や、珍しいものだとワルシャワの南方に位置するサンドミエシュで中世時代から作られている蜂蜜酒なんてものも甘くて若者や女性に人気があります。寒い冬には蜂蜜酒を温めてシナモンスティックで香りづけして飲むのがポーランド流。ほんのり甘くて日本人でも親しみやすい味がします。蜂蜜酒は日本でも輸入販売されているので、是非お試しあれ!

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