ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム

下着は私の盾

はじめまして。
私は「自分の世界は下着を中心に回っている」と言っても過言ではないほど、下着に魅せられ過ぎて困っている大学生です。こういったコラムを書くのは初めてなので、下着との出会いや下着の魅力を沢山語りたいところなのですが！！いつこんな機会をまた頂けるか分からないので、あ〜下着好きで良かったと思うことを書いてみようと思います。

よく、誰に見せるわけでもないのに、なんでそんなに下着ばっかり買うの？と聞かれますが、下着は見えないからこそのパワーを秘めていると思っています。

世の中どこに行っても必ず一度や二度は自分に合わない人に遭うことがあります。私は大学でその経験をしました。高校まで友達を作るのに何一つ苦労しなかったのですが、大学ではびっくりしてしまうほど友達ができませんでした。さらに陰口を言われたり外見を否定するようなことを直接言われたりもするようになりました。それらの多くは私の服装に対するもので、自分が可愛いと思って選んだ服やメイクを馬鹿にされることを私はとても悲しく思いました。

「だったら自分が大好きな下着で勝負するしかない！！」

いつしか私はそう思うようになりした。 高校までは優しい人たちが多い環境に恵まれてヘラヘラしていましたが、誰にも馬鹿にされないような強い大人にならなければいけない時がきたのだ、と。

下着って凄いんですよ、ほんとに。胸を大きく見せることも、小さく見せることもできる。自分の理想の体型へとミラクルチェンジさせてくれるんです。 ある時、私はchasney beautyの黒と赤の強そうな色に、ツンっと高さが出て、薄ら谷間ができるブラに、お揃いのTショーツを身につけて、少しセクシーなお気に入りのワンピースを着て大学へ行きました。そして大講義室のど真ん中に堂々と座りました。案の定「何そのワンピース、胸見えてんで？男子もおんのに」と言われました。今まで何を言われても特に言い返しませんでしたが、その日はハッキリ堂々と「見せてんねん」と言いました。

そこから特に状況が良くなったわけではありませんが、少なくとも私自身の中には大きな変化がありました。他人の目や周囲からの評価に振り回されるのではなく、自分の評価基準に従えばよいのだと、素直に思えるようになったのです。自分の理想へと近づけさせてくれ、私に勇気と力を与えてくれるパワーが、下着にはあるのだと深く思いました。

誰になんと言われようと、私は身も心も誰も見えないところも美しくあろうと、この美しい下着達が似合う人間になろうと、下着はいつでも私にそう思わせてくれる。そんな下着たちは私に自信を与えてくれる魔法の盾なのです。

これを読んでくださっている方々も、自分の盾となるような素敵な下着たちと沢山出会って、自分を愛し、ランジェリーパワーで楽しい日々を過ごしていただけたら良いなと思います。