ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム

見えないオシャレを楽しむ

こんにちは。Ｆ嬢のA子と申します。

このコラムでは、人間の三大欲求のひとつ、性欲を扱う特異な現場から、セクシャルなことに焦点をあてたお話をしていきたいと思います。

セクシャルなお店には、お店がある店舗型と、お客さまのホテルやご自宅にお呼ばれする派遣型とあるのですが、私は派遣型のお仕事をしています。ですので、お呼ばれして向かうときはもちろん服を着ています。すぐ脱ぎますけどね！

すぐ脱いじゃうのに、私は、洋服とランジェリーのコーデはとてもこだわっていることのひとつです。服装とランジェリーのテイストやアクセントカラーを合わせてみたり、逆にあえて外してギャップを楽しんでみたり。

今日はトップスとボトムスは何を組み合わせようかな、この服だったらアイシャドウは何色にしようかな、の延長でランジェリーもトータルで考える感じです。とても楽しい！

実際のところ、男性は、残念ながらそこまで見ない人も多く、とにかく中身が見たいといそいそと脱がされてしまう場合も多いわけですが、実は重要なのはそこではないのです。

例えば、いつもよりメイクが上手に仕上がったり髪型がバッチリ決まったときは、なんだか「今日の私いい感じ！」ってハッピーな気持ちになりませんか？そのルンルンが女子にはとっても大事なのです。

ルンルンは自己肯定感から出る小さな自信。根拠なんてなくっても、自信は必要です。自信がなさそうな人には、負のオーラがただよっていて誰も寄りつきません。

裸になるということは、何にも飾られてない素の自分になるということ。これは怖いことでもあります。彼氏に初めてすっぴんを見せるのと同じくらい恐いこと。

ランジェリーまでトータルで上手くコーディネートができた日には、「今日のコーデ決まっていて私すてきなの！」っていう小さな自信が、脱ぐごとに、脱がされるごとに、何者でもない自信がない自分をコーティングしてくれて、根拠はないけどしっかりと自信をもって自分を見せられるのです。

逆の話をしたらわかりやすいでしょうか？男性となんだかイイ感じの雰囲気になってうっとり進めていたら、途中で急に「あ！今日ダサい下着着てきちゃった！」って思い出しちゃうと、脱ぐごとに、脱がされるごとに、そのことばかり頭によぎってドギマギしてしまいます。素で向き合う大切な時間だからこそ、お相手とちゃんと向き合えていないことは、とても残念なことです。

もしキスの予感で顔が接近したときはメイク崩れなしのバッチリでいたいし、もしベッドの予感がしたときはランジェリーもバッチリでいたいですね。実際どんなメイク術か、どんなランジェリーを着けているか、ではなく、気持ちがね！

さて、今日も余談をひとつ。

もし男性に脱がされることがあったら、ランジェリーを粗末に扱う人がいたら気をつけてください。ランジェリーは女の所有物。カラダも同じ扱いされます！
ランジェリーも女のカラダもどちらも繊細なもの。壊されたり痛みを我慢したりすることは、ただの性欲の捌け口になっちゃいます。性欲の捌け口になっているということは、誰でもいいということ。自分自身をひとりの女性として大事に扱ってくれる男性を見わけてくださいね。

次回は、マンネリ防止のランジェリー活用術について書く予定です。お楽しみに！

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